始まり

言いたいことは全部言った。
今回は出し惜しみは無し。
俺の全てを出し切った。
だけど結果は必ずしも努力に比例するわけじゃなくて。
言い放たれたのは残酷な言葉。
首は縦にも横にも振られなかった。
出された答えに更なる問いかけ。
今度は自分自身へと。
行き着いた解答は陳腐だけど
求めていたものに限りなく近いもの。
そして



俺の恋が始まりを迎えた。