ウェディングが鬼畜すぎる

今日は二次元について語りたいと思います。
皆さんは嫁がいますか?
DMプレイヤーは中高生が大半を占めているので、そもそも婚約自体出来ないでしょう。
しかしここで僕が言う嫁は少し違います。
そう、ズバリ二次元の嫁です。
移り気な皆さんの事ですから1クール毎に嫁が変わったりした事があったでしょうが確かにいましたよね?
「そんな気持ち悪いモノいねーよ」っていうアナタ、ここから先は恐らく非生産的な話になります。
xvideoでも見に行ってください。
しかし、確かに「二次元の嫁は本当の嫁と言えるのであろうか」という疑問は残ります。
今回はそこに触れていきます。
僕はミッション系の大学に通っていてキリスト教の授業が必修科目な為、ある程度の知識を持ち合わせています。
その中で現代の偶像崇拝の正当化の為に「テクノアニミズム」という言葉が度々用いられます。
宗教とは無縁な方々が殆どでしょうが、高校で日本史を修めた人は或いはアニミズム自体は知っているかもしれません。
アニミズムとは何なのか。
古来の日本において自然や物にも魂が宿っているという考え方です。
即ちテクノアニミズムとは言わばアニミズムの現代版でテクノロジーにより産み出された機械や物にも魂が宿るという考えです。
しかし、そんなこと言われてもピンと来ないのが当然です。
分かりやすい例えとしたら、aiboを想像してみて下さい。
最近ネーミングセンスに定評のあるあの会社が発売した犬型のロボットです。
ただの機械の筈なのにその所有者はその機械にペットとしての役割を見出し、果てはあたかも心まで存在しているかのように振る舞います。
つまり人間がそこに心を見出せば機械や物であろうと魂が宿り得るということです。
ここで話を二次元に戻しましょう。
二次元のキャラクターに心を見出した上で嫁と主張してる訳ですからなるほどその主張は成立し得る訳です。
しかしここで問題なのが婚約の前提として、双方の合意が必要であるということです。
主人公視点でRPGのように物語を進めるゲームのヒロイン等は例外ですが、殆どのキャラは皆さんに好意を見せた事は無いはずです。
そう、言わばそれは片想いと同義であり嫁という言い回しは烏滸がましいとさえ言えます。
加えてキャラに心があるのを認めた上で、それを無視し、一方的に己の気持ちだけを押し付けているのではむしろキャラにこころがあるのを認めていない人間より劣悪です。
これでは本末転倒です。
つまり僕が思うに「○○は俺の嫁!」は正しくなく「○○と結婚したい!」が正しい言い回しだと思います。
最後になりますが、僕はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールちゃんと結婚したい!